2000回の大寒に耐えて咲く「大賀ハス」

ここ数日は大変寒く、北海道では-29度を記録したとか。
寒いのは苦手の私はひたすら自宅にこもったままです。
しかし、この大寒の寒さを2000 回も耐えた植物のタネ。
1951年に千葉市で発見された3粒のタネが縄文時代の蓮
の花を見事に再現。今年も7月の25日頃、千葉公園に凛
と咲く?! 今はじっと「耐寒」(撮影2011/8 N.Hirose)


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大賀ハスは2000年以上前の遺跡から発掘された1粒の実
から開花した古代のハス。1951年千葉市の落合遺跡(現
東大検見川運動場)で、植物学者の大賀一郎博士が千葉の
小・中学生や一般市民と発掘調査を行い、中学生が泥炭
層からハスの実1粒を発見、合計3粒を発掘。大賀博士が
育てた1粒が1952年にピンクの大輪の花を咲かせた。博
士の名前から「大賀ハス」と命名。このハスの実は今か
ら2000年前の弥生時代以前のものと推定されています。
大賀ハス千葉市の花として千葉公園のハス池で6月下旬
から7月に開花、日本各地でも見ることができます。

千葉市を中心にお花の好きな人が集まっています。
 花の美しさに魅せられて……hanaasobiへどうぞ。

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